変わり目の年登録台数が、この10年間に500→400→300万台と下降する過程で、国内販売の危機が再三論じられた。6年前、張トヨタ自動車社長は、“生き残りをかけた戦場”と述べている。しかし、特に手立てはないままでいたずらに時は流れ、今や危機的ともいえる状況に入ってきた。確かに本年の販売不振は、ガソリン価格高騰と景気の失速の直撃によるものであるが構…