“超”が付く為替の円高が続く中、自動車メーカー各社の業績でも円高影響が大きな影を落としている。地道な拡販やコスト圧縮努力を続けても、為替が円高に動くと一瞬にして、多くの利益が消えてしまう。企業は業績予想をまとめる際に「想定為替レート」を前提として決めているが、これに対して1円の円高が進むと年間でどれだけの利益が減るのかを示したものが「為替感応度」…