米国の金融危機に端を発した世界同時株安も、G7が金融機関への資本注入などを盛り込んだ「行動計画」を表明したことで市場は一段落。米国市場や欧州でも反発し、株価は上昇に転じた。どうやら世界大恐慌へと至る最悪の事態は免れたようだが、景気が今後どうなるのかは、まだ不透明だ。ある意味で下がれば上がるのは市場の鉄則で、一喜一憂するよりも企業としての基本に立ち…