ダイハツ工業は8月、九州で軽自動車用エンジンの生産を開始した。来年7月にはCVT(自動無段変速機)の量産もスタート。2004年から大分県中津市で始めた車両組み立てを追いかける形でパワートレーンの現地生産を充実させる。箕浦輝幸社長は世界的に需要が拡大しているスモールカーの競争を勝ち抜く一番の条件として「商品力」を挙げる。その商品力を支える生産拠点と…