日本自動車輸入組合(JAIA、ゲルティンガー剛理事長)が8日に発表した2025年4月の外国メーカー車新規登録台数は前年同月比12.0%増の1万5919台となり、4カ月連続で増加した。昨年同月の水準が一部ブランドの輸送遅延の影響で低く、その反動で増えた。登録車に占める外国メーカー車比率は、同0.5㌽増の7.3%に上昇した。

 ブランド別では2位のBMW、3位のフォルクスワーゲン(VW)などの販売が大幅に増加。ポルシェとBYDは4月として過去最高を記録した。首位はメルセデス・ベンツが維持した。

 価格帯別では「400万~1千万円」が同23.2%増の9903台で4カ月連続の増加。「1千万円以上」も同8.4%増の2889台と2カ月連続で上回った。一方、「400万円未満」は14カ月連続で減少した。

 電気自動車(EV)の販売台数は、同49.5%増の1743台で6カ月連続のプラス。外国メーカー車に占めるEVの比率は同3.7㌽増の10.9%に9%に高まった。

 日本メーカー車を含む輸入車全体は同17.2%増の2万4091台で、4カ月連続で前年同月を上回った。