1、最初の営業出願明治36年(1903)9月、徳島県勝浦郡生比奈村の高木浜蔵が大阪の細川勝喜、同岩根真知らと乗合自動車の営業許可を徳島県に出願した。彼らの計画では自動車を2台購入して、徳島市を起点に北は板野郡撫養(むや)まで、南は小松島を経て勝浦郡富岡までの2路線を運行し、料金は1里に付き5銭というものであった。出願を受けた県当局では、許可するに…
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1、最初の営業出願明治36年(1903)9月、徳島県勝浦郡生比奈村の高木浜蔵が大阪の細川勝喜、同岩根真知らと乗合自動車の営業許可を徳島県に出願した。彼らの計画では自動車を2台購入して、徳島市を起点に北は板野郡撫養(むや)まで、南は小松島を経て勝浦郡富岡までの2路線を運行し、料金は1里に付き5銭というものであった。出願を受けた県当局では、許可するに…
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