トランプ米大統領が関税政策で世界を翻弄しているが、世界1位の国内総生産、同3位の人口と国土面積を持つ米国は、日本の自動車産業にとって最も重要な市場であることに変わりはない。中国での苦戦が続く今、米国の重要度はさらに高まっている◆1970年代の石油危機の際、日本車はその経済性で米国の消費者に受け入れられた。その後の貿易摩擦を経て、米国事業を拡大して…