トヨタ自動車は、液体水素(LH2)を燃料とするテストカー「GR LH2レーシング・コンセプト」を初公開した。

 「今後の実走テストを通し、トヨタの水素技術やインフラの継続的な開発を担うとともに、モータースポーツへの挑戦を通じた水素の可能性を広げるための仲間づくりを行っていく」とのコメントも出した。

 世界耐久選手権(WEC)に参戦する「GR010ハイブリッド」をベースに開発した。水素エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを搭載する。 トヨタ現在は、日本の耐久レースカテゴリー「スーパー耐久シリーズ」に液体水素エンジンを搭載した「GRカローラ H2コンセプト」で参戦している。