6月1日の改正労働安全衛生規則の施行で、事業者に熱中症対策が義務付けられる。対象となるのは「31度以上で1時間以上連続して作業をする従業員がいる」といった条件に当てはまる事業者。自動車の流通業界でもディーラーや整備事業者、中古車関連など多くの事業者が該当するとみられる。消防庁によると2024年5~9月の熱中症による救急搬送者数は9万1467人で、…