フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、マティアス・シェーパース社長、愛知県豊橋市)のアウディ部門は、都内のブランド発信拠点で7月12日から新型「Q5」シリーズを先行展示すると発表した。VGJと販売会社が運営するアウディシティ銀座(東京都中央区)に「Q5スポーツバック」の限定車、アウディシティ日本橋(同)に「SQ5」を展示する。
新型Q5は、2024年9月に欧州で発表したSUV。時期は公表していないが、日本でも発売する。新しい内燃機関プラットフォーム「PPC(プレミアムプラットフォームコンバッション)」を初めて採用した。パワートレインは48ボルトマイルドハイブリッドシステムを採用し、デザインでは初代「クワトロ」を連想させるロングノーズと直接的なフォルムを取り入れたのが特徴だ。
銀座に展示する限定車のQ5スポーツバック「エディション・ワン」は、排気量2.0リットル4気筒ディーゼルターボエンジン搭載車に特別装備を備えた新型発売の記念モデルで、ボディーカラーは「グレイシアホワイトメタリック」。7月23日まで展示する。
日本橋に展示するSQ5は、排気量3.0リットルのV型6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する高性能モデル。Sモデル専用デザインのバンパーやシングルフレームグリルのほか、シート、ステアリングホイールなどにもスポーティーなデザインを採用した。展示車両のボディーカラーは「ミトスブラック」。8月上旬まで展示する。