ホンダは4月11日、着座型パーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」の新型モデルを大阪・関西万博で初公開し、試乗できるツアーを実施すると発表した。現行モデルに比べて航続距離を伸ばすなど実用性を高めた。

新型モデルは、航続距離を現行の8kmから10kmに伸ばしたほか、走行可能な傾斜の勾配を10度まで(現行は6度)広げた。充電時間は現行モデルと同様で2時間とした。

大阪・関西万博では、会場内での展示と試乗ツアーを実施する。試乗向けでは3台導入し、会期中の土日を含む週5日間ユニワンを体験できる。

現行モデルは、ホンダモビリティランドや御殿場プレミアムアウトレットなど7カ所に有償で試験導入している。今後、清掃用品などを手がけるテラモト(寺本久憲社長、大阪市西区)にも導入を予定する。また、今秋をめどに、既存納入先の現行モデルは新型モデルに切り替えていく。