ホンダは4月10日、井上勝史執行役専務(61)が取締役に昇格する人事を内定したと発表した。6月に開催予定の定時株主総会で正式に決定する。
副社長を務めていた青山真二氏が、業務時間外での懇親の場での不適切行為を指摘され、7日付で辞任したため。井上氏は10日付でリスクマネジメントオフィサーにも就いた。
〈プロフィル〉井上 勝史氏(いのうえ・かつし) 1986年4月ホンダ入社。2010年4月ホンダポーランド・リミテッド社長などを経て、14年4月ホンダ四輪事業本部事業企画統括部マーケティング企画室長、15年4月ホンダカーズインディア・リミテッド社長、16年4月ホンダ執行役員、20年4月常務執行役員、23年4月執行役専務(現職)電動事業開発本部長、25年4月四輪事業本部長(現職)。1963年10月22日生まれ、61歳。