生き残りのカギとなる電動化戦略を説明する毛籠勝弘社長

規模を追求せずに自動車メーカーとして生き残る戦略をマツダが模索している。業界では中堅の同社は「一括企画」「ものづくり革新」などにより、限られた経営資源を有効に使って成長してきた。しかし、世界的なインフレや通商リスク、中国勢の台頭など、事業環境の変化は想定を上回る。同社は、中国系自動車メーカーの力も借りながら開発・生産体制をさらに進化させ、生き残り…