ゼンリンは1月31日、竹川道郎取締役(51)が社長に昇格し、高山善司社長(62)が代表権のある会長に就く人事を発表した。4月1日付。同社は位置情報の高精度化・サービス基盤の構築に取り組んでおり、次期中長期経営計画期間となる来期以降について「これらの事業基盤を活用し、顧客価値を創造する企業へと変革し、企業価値向上とグループの持続的な成長を目指すため、経営体制を変更する」としている。
竹川 道郎氏(たけがわ・みちお) 1996年熊本大法卒、ゼンリン入社。第二事業本部ITS営業二部長、ADAS事業推進室長などを経て、2018年4月執行役員事業統括本部IoT事業本部長、24年取締役上席執行役員経営戦略室長。73年8月18日生まれ。福岡県出身。