ゼンリンデータコム(清水辰彦社長、東京都港区)は、ゼンリングループが所有する地図データと、人工知能(AI)を活用し、オリジナルデザインの地図を簡単に作成できるデモサイト「デザイン地図AI」を公開した。誰でも無償で利用できるため、イベント開催時の会場へのアクセスマップや、店舗などの案内マップの作成時など、さまざまなシーンでの活用が見込まれる。
地図編集に必要な情報をAIが把握しており、難しい操作を不要とした。自然言語での対話で操作が可能で、簡単にオリジナルデザインの地図を作成できる。
また、ゼンリンが整備している細かい要素に対してカスタマイズ可能で、指定した施設をピンポイントで目立たせることや、地図の背景カラーの変更、指定した施設などを削除することも可能とした。例えば、自社の入居ビルをコーポレートカラーで強調し、周辺は桜をイメージさせるといったこともしやすいという。
デザイン地図AIのURLは次の通り。
https://sh.zmaps.jp/design_map_ai/