リンスホーテン「東アジア図」。左上の〝エビ〟が日本

ゼンリンの「ゼンリンミュージアム」(佐藤渉館長、北九州市小倉北区)は、愛好家をはじめ地図文化に関心を持つ人にお馴染みのスポットだ。2020年春のオープン以来、常設展に加えて企画展を催し、地図が持つ資料的な価値や文化的な意義を発信してきた。地図は、カーナビゲーションやスマートフォンをはじめとしたデジタル機器の普及とともに、ニーズと利用環境が大きく変…