シニア人材の士気を保ち、長く働いてもらう工夫を施す(イメージ)

豊かな経験や優れた技能を持つシニア人材を定年後も好条件で処遇する動きが自動車メーカーで広がる。トヨタ自動車は再雇用の期限を65歳から70歳へ延長した。スズキやヤマハ発動機は再雇用者が果たす役割や業務量が定年前と変わらない場合、給与も定年前と大きく変わらないようにする。ヤマハ発は体調にも配慮し、短縮勤務も採り入れる。総務省の労働力調査によると、60…