運転業務の時間外労働に上限が設けられ、人手の確保や輸送の効率化が必須に

物流や旅客の「2024年問題」と呼ばれる措置が4月1日から正式に始まる。もともとは〝働き方改革〟の一環として、時間外労働の上限が労働基準法に明記され、2019年4月から施行されている。ただ、建設業や医業などとともに「自動車運転業務」は「長時間労働の背景に業務の特性や取引慣行などがある」として、適用が5年間猶予されていた。この猶予期間が終わるのが3…