自動車技術会は、学生フォーミュラ日本大会2023の総合成績を6日までに発表した。優勝は京都工芸繊維大学で連覇を果たした。準優勝は日本自動車大学校、3位は岐阜大学だった。EV(電気自動車)クラスは名古屋大学が制した。

 大会は8月28日から9月2日までの6日間、静岡県小笠山総合運動公園(エコパ、静岡県袋井市)で開かれた。当初は大会最終日の2日の結果発表と表彰式を予定していたが、集計システムの不備により延期されていた。

 京都工芸繊維大学はこれで5度目の優勝で、上智大学の歴代最多優勝回数に並んだ。EVクラス優勝の名古屋大学も直線75メートルの加速タイムを競う「アクセラレーション」で参加チーム唯一の3秒台を記録するなど、存在感を放った。