自動車技術会(自技会、大津啓司会長)は、8月28日から6日間にわたって静岡県掛川市内で開催する「学生フォーミュラ日本大会2023」の参加チームを公表した。4年ぶりの参戦となる海外11チームを含む79チームが技術力を競い合う。ガソリン車(ICV)部門で優勝実績がある東京大学、名古屋工業大学などが電気自動車(EV)に切り替えての参戦を表明しており、EV部門の盛り上がりも期待できそうだ。

 国内外90チームから申し込みがあり、そのうち79チームが大会へ進む。コロナ禍で参戦を見送っていた中国やインドネシアなどの海外勢も4年ぶりの参戦を表明した。

 ICV部門には国内48チーム、海外6チームが、EV部門には国内20チーム、海外5チームがそれぞれ参戦する。初参加は、東北学院大学、旭川工業高等専門学校の2校。

 従来は大会期間を5日間としていたが、EV参戦チームの増加で車検スケジュールを確保するため、6日間に変更して行う。