微細藻類を有効活用したエコシステムを目指す

マツダが、微細藻類の培養技術の確立に取り組んでいる。工場排水の循環とバイオマス(生物由来)燃料の製造という一石二鳥につながるためだ。広島大学と実証を重ねており、2025年をめどに現在の10倍のペースで微細藻類を培養できる技術を目指している。微細藻類は、二酸化炭素(CO2)や窒素、リンなどを栄養として吸収し、光合成などを繰り返すことで増殖する。微細…