ダイハツ工業は15日、海外向け車両の側面衝突試験の認証申請で不正行為を行っていた問題に関連し、原因の解明や再発防止策をまとめるための第三者委員会を設置したと発表した。関係法令や技術に詳しい外部の専門家3人で構成し、全容解明や真因分析に加え、組織のあり方や開発プロセスにまで踏み込んだ再発防止策を同社に提言する。

 弁護士の貝阿彌誠氏、仁科秀隆氏、自動車情報利活用促進協会の理事で国土交通省OBの中山寛治氏で委員会を構成する。委員長は貝阿彌氏が務める。