トヨタ自動車は12月15日、1月の世界生産台数が70万台になりそうだと発表した。国内は約20万台、海外は約50万台になる見通し。半導体不足の影響は残っており、一部国内工場の稼働は一時的に停止するものの、通期生産計画の920万台は据え置く。

1月の国内生産は全14工場28ライン中、田原工場第1ラインと日野自動車羽村工場第1ラインの稼働を一時停止する。停止日数は田原工場が6日間、羽村工場が9日間。主に「ランドクルーザープラド」が影響を受ける。

4~10月までの累計生産台数と11月~来年1月までの計画値を合算すると約750万台となる。計画通りに生産台数が推移した場合、通期生産計画の920万台を達成するためには2、3月で合計170万台を生産する必要がある。