伊藤正義(いとう・まさよし)常務執行役員

―リーマンショック以降、二輪車事業は収支面で苦しんできた。要因は「一番の大きい理由は欧米で増えた在庫をなくすための販促費がかさんでいたこと。つまりマーケティング上の問題。それと本社で開発するモデルのフレーム、エンジンの種類が多く、非常にコストが高かった。今はプラットホームとエンジンの共通化が進んできたため、コストが下がってきた。加えて固定費、経営…