ブランド力の磨き上げがファン系バイク拡販の鍵(写真はカワサキモータースがエンジンを供給するビモータ)

世界の二輪市場は年間で約5500万台(2020年)。通勤や配達などを支える「コミューター系」と嗜好性の高い「ファン系」に大別され、台数ベースでは全体の9割以上をコミューター系が占める。どちらもコロナ禍で快走するが、電動化やモビリティの多様化、先進国ライダーの高齢化も迫る。矢野経済研究所は30年に約6600万台まで伸びると予想するが、市場シェアを保…