開発と生産の構えをさらに磨き上げる

日本の二輪車メーカー4社の収益力が上がっている。部門の営業利益率が15%に迫るホンダのほか、ヤマハ発動機、スズキ、川崎重工業の3社も直近の利益率は過去10年間で最高水準だ。ただ、今後は競争激化と電動化のコスト高が待ち受ける。川崎重工は別として「コミューターで稼ぎ、ファン系二輪車を支える」というこれまでの定石を塗り替えようと、各社は開発や生産の変革…