古河ユニック(山川賢司社長)は小型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン新型G-FORCE」に、アウトリガ張出幅を拡大した上でクレーンの主要構造部品の強度を高めつり上げ性能を向上した「超ワイド張出」を追加して販売を開始した。

 ユニッククレーンの特長となっているつり荷重の検出をブームの先端で行うロードセル方式を踏襲した。ブーム根元の起伏シリンダで荷重を検出する内圧検出方式と比べ測定精度が高いため、20㎏単位で荷重を表示できる。操作系にはジョイスティック式液晶ラジコンと、選択スイッチ式液晶ラジコンを設定した。

 同シリーズは従来、つり上げ性能と積載性能のバランスを重視した「ワイド張出」と、積載性能を重視した「標準張出」の2タイプをラインアップしていた。新機種の追加によって、選択肢を広げた。販売目標は3タイプ合わせて2200台。