タダノは、北米市場向けラフテレーンクレーン「GR-1300XL―4」を発売した。トレーラーに積載可能になるようコンパクト化、軽量化を図った上で、最大吊り上げ荷重は130ショートトン(約118トン)を確保した。また、長さ56.0メートルのクラス最長ブームを搭載して、地上風力発電の建設などに対応する作業性を実現した。

 クレーンの稼働状況やGPSによる位置情報などをウェブサイトで確認できる「HELLO―NET」を装備したほか、クレーン操作情報やエラーコードなどリアルタイムの情報をスマートフォンで得られるようにして、アフターサービスの効率化につなげた。