古河ユニック(中戸川稔社長、東京都千代田区)は、新型中型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーンG―FОRCE」を発売したと発表した。アウトリガーの最大張出幅を4・7メートルまで拡大し、クレーン作業時の安定度を向上させた超ワイド張出タイプを新たにラインアップ。クレーンの主要構造部品の強度を高めて稼働領域を広げるとともに、クラス最高の吊り上げ性能を実現している。
このほか、集中コントロールパネルの一新し、音声メッセージや液晶ラジコンのディスプレー表示を充実し、クレーンの状態や過負荷防止を音声と表示で知らせるなど、作業安全性もより向上させた。また、新たなオプションとして作業油が高温になると音声で知らせてトラブルを未然防止する「油温上昇警報装置」や、ポンプ容量をワンサイズアップすることで、エンジン回転数を最大約17%低減して環境負荷の軽減に貢献する「シングルポンプ・エコ」を追加し、より使いやすいクレーンを目指した。