加藤電機(加藤学社長、愛知県半田市)は18日、防犯用品「ホーネット」シリーズからハンドルロック2種を26日に発売すると発表した。特殊形状の鍵を使用してハンドルを施錠し、新たな犯罪手口であるCAN(キャン)インベーダーの対策品として拡販を狙う。
両側2つずつあるロックアーム部分で、ハンドルのスポークを挟み込むダブルロック式の「LH―15R」は、ハンドルのサイズに応じて18段階で調整可能とした。従来品よりも全長が短く、ロックアーム部分のスリム化で軽量化に成功し、ハンドルへの装着が容易になった。
小型で装着が容易なT型ロック方式の「LH―17R」は、切断されにくい特殊合金を採用した。ハンドルの上部に装着し、ダッシュボード保護のためのクッションテープも付属する。
価格はオープン。防犯ステッカー2枚が付属する。プラスチック量削減を目的に、発泡スチロールを内材に使用したパッケージを新たに導入した。