マツダは14日、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で新たな「ビジョンモデル」を世界初公開すると発表した。主力SUV「CX―5」の新型車(欧州仕様)も展示する。

 「走る歓びは、地球を笑顔にする」を出展テーマに掲げた。10年後の2035年を想定し、地球環境に貢献しつつ、運転を楽しみたいユーザーの思いに応えるマツダ独自の世界観を示す。ビジョンモデルもこのテーマを具現化しているという。

 CX―5は2026年の国内発売に先駆けて実車を展示する。スーパー耐久(S耐)シリーズなどで研究している「二酸化炭素(CO2)回収技術」や藻類由来のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)燃料などの技術も紹介する。