UACJは30日、関西電力と世界最大級の太陽光屋根置き発電システムの導入に向けた契約を締結したと発表した。100%子会社UACJタイランド(UATH)のラヨン製造所に、関西電力子会社の関西エナジーソリューションズタイランドが太陽光発電パネルを設置する。
太陽光パネルの出力は、日本の一般家庭約7900戸分に相当する1万8千キロワット。約4万枚の太陽光パネルを設置して、発電した電気は工場内に供給する。年間約1万4千トンの二酸化炭素(CO2)削減を見込んでおり、これは同製造所の年間CO2総排出量の約6%に相当するという。
UATHは自動車用熱交換器や缶、電気・電子部品用などのアルミ圧延品の製造、販売を手がけている。