年間の生産・販売が50万~60万台と、国内乗用車メーカーの中で最も規模の小さい富士重工業。原材料の上昇や環境対応で新車開発のコストがかさむなか、購買政策では、どのような生き残りのシナリオを描くのか。「数でわれわれが勝てるとは思っていないが、原価面でコンペティターの群れの中へ入っていかないと戦えないことも事実。原価追求は徹底的にやる」と武藤直人・ス…