専用アプリでドアの施錠が可能

 フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、ティル・シェア社長、愛知県豊橋市)は、常時オンライン接続の新世代インフォテインメントシステムを導入した。4日に一部仕様変更した「T-Roc(ティーロック)」と「T-Cross(ティークロス)」を皮切りに、その他のモデルにも順次導入する。合わせて、新たなオンラインサービスも提供してサービスの充実化も図る。

 新世代インフォテインメントシステムには、eSIM内蔵の通信モジュールを搭載する。ラインアップは、8インチ液晶のディスプレーオーディオなど3種類を設定している。

 新世代インフォテインメントシステムの導入に合わせて、従来のオンラインサービス「フォルクスワーゲン・カーネット」に代わり、新たなオンラインサービス「ウィー・コネクト」(10年間無償)を順次提供する。従来サービスに加えて、車両ドアの開錠・施錠をスマートフォン専用アプリで操作できる機能などを追加した。オンラインで地図更新も可能となった。