フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ、ティル・シェア社長、愛知県豊橋市)は15日、正規ディーラーの顧客満足度(CS)をスコア化し、コメントともに各店舗のウェブサイトに公開するプラットフォーム「カーアドバイザー」の採用を発表した。フォルクスワーゲン(VW)は顧客とのコミュニケーション強化を図るため、2017年からカーアドバイザーの導入を推進してきた。日本での展開はこの流れに沿ったもの。

 VGJでは、これまでにも新車購入やアフターサービスを受けたユーザーの満足度調査を実施している。結果を公表することで、より多くの顧客が販売店の対応や評価を事前に確認できる。販売店選びのヒントや来店時の安心感付与にも結び付く。

 公開するのはCSスコア、顧客のコメント、販売店のコメント。VGJではカーアドバイザー導入により、販売店と顧客とのやり取りを可視化することでさらなるCS向上を図る。来店しやすい販売店づくりを促進し、新規客の獲得に役立てる。