NEC 空飛ぶクルマ試作機
プロドローン「SUKUU」
A.L.I.テクノロジーズ ホバーバイク「XTURISMO リミテッド・エディション」

モーターショーでありながら脱・クルマを模索する「東京モーターショー2019」には、異業種も参加している。中でも自動車関連以外の多くの企業が参加し、近未来の日本を描いた「フューチャー・エクスポ」には「空飛ぶクルマ」の出展が目立ち、自動車メーカーの将来のライバルになることを感じさせる。

NECは「空飛ぶクルマ試作機」を、「未来の都市と移動体験空間」エリアに展示している。実機テストの様子が映像で流れており、近未来の移動手段として実用化が期待されている。

プロドローンが開発している「SUKUU」は救難用のドローンで、2023年ごろの実用化を目指している。飛行時間が約5分間、最大積載量が80kg程度なのが課題だ。実用化できればヘリコプターでは入れない狭い場所などで人命救助に活用することを想定している。

A.L.I.テクノロジーズはホバーバイク「XTURISMO リミテッド・エディション」を出展した。ホバータイプのため、浮上走行する。2020年に販売する予定で、予約を受け付けている。販売価格は「スーパーカーと同等」とのこと。