川崎重工業は、スポーツ用オフロード四輪車の2020年モデルとして新型車「TERYX KRX 1000」を10月上旬から米国とカナダで順次販売すると発表した。

「TERYX KRX 1000」は、トレイルアドベンチャーをコンセプトに、林道や岩場をはじめとするオフロード環境でのスポーツ走行するモデルとして開発した。

パワートレーンは新開発の999cc水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンに、CVT(無段変速機)と自動遠心クラッチを組み合わせる。

新開発の車体は、フレームをROPS(転倒時保護構造)とすることで高剛性化した。サスペンションは、高性能のショックアブソーバーユニットとロングタイプのサスペンションアームを組み合わせ、高い路面追従性、悪路走破性を確保したとしている。

スポーツ用オフロード四輪車は北米を中心に需要が増加しており、今後も成長が見込まれるため、ラインナップを拡充する。