マツダは「アクセラ」の車名をモデルチェンジに合わせてマツダ3に変更するなど、国内で販売するモデルの車名をグローバルで統一した。SUVのCXシリーズは現在、車名の数字は1桁だが、新型車は初めて2桁にした。開発責任者の佐賀尚人主査は「デザインやパッケージを進化させ、高い次元で融合したことを認知してもらうため」と説明、今後、他のCXシリーズの車名が2桁になるかは「未定」としている。

新型車の販売計画は月間2500台。エンジン別の構成比はスカイアクティブ-Xが全体の25%、ガソリンエンジンが40%、ディーゼルエンジンが35%と見ている。また、購入者のターゲットは若いファミリー層と想定、特に輸入車などに乗るマツダ車以外の顧客を取り込んでいく方針だ。マツダ車からの代替が40%、新規ユーザー60%を見込んでいる。

価格はスカイアクティブ-Gエンジン搭載モデルが239万2500~303万500円、スカイアクティブーDエンジン搭載モデルが288万7500~330万5500円、スカイアクティブ-Xエンジン搭載モデルが329万4500~371万3600円。

CX-30はグローバルに投入する予定で、日本ではスカイアクティブ-Gとスカイアクティブ-Dが10月24日、スカイアクティブ-Xが2020年1月以降に販売する。欧州市場は9月中に販売、今後、北米や中国にも順次、投入していく予定だ。