日本精工は2日、深溝玉軸受用の低フリクション高密封シールを開発したと発表した。軸受内輪とシールの接触部の設計を最適化し、密封性を確保した。シールのリップ部をリングへ押し付ける力を減らしてフリクションの低減も図った。今後は同シールを採用した製品を展開し、2021年に売上高25億円を目指す。軸受用シールは、構造内部への異物侵入を防ぐカバーの役割を果た…