豊田合成は22日、外装プラスチック部品の塗装裏面から光を透過させる加飾技術を開発したと発表した。従来は塗料面に細かい穴を開けていたが、今回は塗料の配合設計や膜厚制御の技術などを駆使。見栄えを損なうことなく光を用いた描写に成功した。現在、顧客への提案を進めているという。
また、メタリック調塗装面へのミリ波透過技術も合わせて開発した。塗料内の金属箔を工夫することで、メタリック調塗装でもミリ波を透過できるようにした。先進運転支援システム(ADAS)用ミリ波レーダーに対応する新たな加飾技術として売り込んでいく。