日産、ジェレミー ・パパンCFOが退任 後任はジョージ・レオンディス氏 社外取の木村康氏、井原慶子氏、朝田照男氏も退任

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  • 2026年3月10日 20:20

日産自動車は3月10日、執行役最高財務責任者(CFO)のジェレミー ・パパン氏(52)が4月1日付で退任し、後任にジョージ・レオンディス氏(56)が就く役員人事を発表した。パパン氏の退任理由について「個人的な理由」としている。イヴァン・エスピノーサ社長はレオンディス氏について「経営再建計画に深く携わっており、円滑な引継ぎを行い今後も着実に取り組みを実行する」とコメントした。

レオンディス氏は、日産の主要市場で経理・財務の要職を歴任し、現在はパパンCFOの下で商品・生産オペレーション管理やパートナーシップ関連の経理・財務、M&A(合併・買収)などを担当している。

パパン氏は25年1月にCFOに就任し、経営再建計画を主導した。26年3月期決算を取りまとめるため、5月中旬まで日産に在籍する。

同日、6月以降の取締役人事案も発表した。社外取締役の木村康氏(78)、井原慶子氏(52)、朝田照男氏(77)が退任し、後任にアサヒグループホールディングス会長の小路明善氏(74)、サンシャインシティ専務取締役の真保順一氏(64)、ヒレンブランド独立取締役のジョイ・グリーンウェイ氏が就く。6月の定時株主総会で正式に決定する。

新任取締役の選任理由について、小路氏はアサヒグループの事業再編とブランド再興や経団連副会長としての経験、真保氏はみずほフィナンシャルグループでの経験とネットワーク、グリーンウェイ氏は自動車業界での豊富な知識と専門性が、それぞれ日産の経営再建に寄与すると判断した。

社外取締役の退任理由について、井原氏は8年の取締役任期が満了、木村氏と朝田氏は自ら退任を申し出た。木村氏と井原氏の退任に伴い、取締役会議長は小路氏、報酬委員会委員長は得能摩利子氏が就く。

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