残留する汚染物質を規制するストックホルム条約の締約国はこのほど、スイス・ジュネーブで難燃剤2種の使用禁止を決定した。日本を含む各締約国はこの決定を受け、自国内での使用禁止の手続きに入る。自動車業界も代替物質への切り替えなどを進めることにしている。禁止対象となる難燃剤はデカブロモジフェニルエーテル(デカBDE)と短鎖塩素化パラフィン(SCCP)の2…