物体認識にディープラーニング(深層学習)を活用することにより、人工知能(AI)は一気に身近になった。膨大な画像を読み込み続ければ、判断や認識の精度も上がり続ける(画像提供=NVIDIA)

国内製造出荷額の2割(約57兆円)、国内雇用の1割(約537万人)を支える自動車産業。資材から製造、販売、整備や運送まで、その広大な裾野(すその)のあちこちで人工知能(AI)が活躍し始めた。データの集積や技術の進歩に伴い、AIとヒトの協業が進みそうだ。■ドライバーとクルマが経験を共有完成車ではまず、インフォテインメントシステムでAIの活用が始まっ…