日産自動車系、ホンダ系部品メーカーの2014年度業績見通しは、売上高、営業利益ともに増加幅が前年度に比べ大幅に縮小する。円安が一服し為替換算に伴う増額を見込めないうえ、経済成長の鈍化が懸念される一部の新興国の通貨に対しては円高も想定されるためだ。日産やホンダは今期も売上台数の増加を見込んでいるが、新興国での労務費の増加、減価償却費や研究開発費の負…