「収益の要の一つ」。スズキの佐藤薫常務役員は、用品事業は系列販売店の経営を支える重要な部門と位置づける。それは新車販売に比べ安定した収益が見込め、同時に「まだ伸びる」と同社にとって伸びしろのある事業分野と考えているためだ。そんな用品への取り組みは、先月26日に発売した新型軽乗用車「アルト ラパン」でもよく分かる。ラパンは女性客が8割を占める、同社…