港湾でのコンテナ荷役作業は、コストや時間の面での課題を抱えている(東京・青海埠頭にて)

日産自動車が10日から、日本と韓国間での部品輸送で、貨物の載せ替えが不要なシームレス輸送の取り組みを始めた。日本と韓国、両国のナンバープレートを装着したトレーラー(被牽引車)に韓国で集荷した部品を積みこんだコンテナを乗せ、そのまま日本の工場に搬入する仕組みだ。(小口 博志)コンテナは国際的に基準が統一されているが、トレーラーは国ごとに車両としての…