素材分野でも“ハイブリッド技術”が進展している(写真はホンダが採用を始めた新サブフレーム=右)

神戸製鋼所は、高張力鋼板(ハイテン材)とアルミニウムを接合させたハイブリッド構造を開発した。特殊な溶接材を使えば既存設備で加工でき、コスト上昇を抑えながら自動車の軽量化が図れる。すでに国内外の自動車メーカーにサンプル出荷しており、自動車のバンパーやルーフ(天井)の素材として数年以内の納入を目指す。一般に鋼板とアルミを接合すると「割れ」の原因となる…