戦力を補強し雪辱を誓う三重ホンダヒート

ホンダのラグビー部「三重ホンダヒート」は12月3日、21日に開幕する2024~2025年シーズンのNTTジャパンラグビーリーグワンに向けた記者会見をホンダ本社で実施した。同部最高顧問の小澤学執行役常務は、選手14人の新加入などで補強した戦力に触れ、「昨シーズンの結果を見れば無謀と思われるかもしれないが、ホンダはどんな逆境でも努力し、必ず報われると信じる力を有する企業だ」と意気込みを語った。

ホンダヒートは前期からリーグ1部に昇格。2026~2027年シーズンの優勝を目指し、イタリア代表監督の経験もあるキアラン・クローリー氏をヘッドコーチに迎えシーズンを戦ったが、結果は1勝15敗で全12チーム中11位に終わった。

雪辱を誓う今期は元日本代表のレメキ・ロマノ・ラヴァ選手など総勢14人の選手が加入。クローリー氏は「まずはトップ6を目指す」と今期の目標を語った。

ホンダヒートは2026~2027年シーズンに活動拠点を栃木県宇都宮市に移転する計画。1961年から三重県鈴鹿市で活動してきたが、設備面や交通アクセスの良い宇都宮に移転し、集客力の向上などにつなげる考えだ。