自動車は住宅に次いで高額な買い物とされる。1997年4月に消費税率が3%から5%に上がった際は駆け込み需要とその後の反動減に見舞われた。消費増税と聞いて、販売関係者の脳裏をよぎるのはその時の苦い経験だ。ただ、ディーラー各社は「バリューチェーン」を合言葉に、新車販売に偏らない収益体質を目指してきた。この動きが今後も一段と加速することになりそうだ。駆…