加藤宣明社長

デンソーの加藤宣明社長は日刊自動車新聞の取材に応じ、国内生産の死守に向けて体質強化を加速する方針を示した。中部地区を核に九州地区、東北地区に生産子会社を配置する現在の構えを堅持する一方、2015年度までに国内全体で1ドル=70円台でも輸出採算が確保できる体質の構築を目指す。「為替の適正水準はあくまで1ドル=90円台と見ているが、生産革新と製造間接…